戻り梅雨?

2022年6月下旬、「梅雨が明けたと思われる」宣言の直前に、北部九州と南部九州は同時に激しい雷雨に見舞われた。

天気図から梅雨前線の動きを予想して外出したところ、次々に「雨雲大王」が移動してきて、たちまち道路は冠水。

梅雨明け前の雷雨にしては、早すぎるし激しすぎる。キツネにつままれたような思いで予定を変更して帰宅。

田植えが終わったばかりの水田には水があふれていた。農家の方が、小やみになるのを見計らってトラクターに乗り込むところも何度か目にする。

翌日の日曜日には、梅雨前線は忽然と消え、九州はきれいに晴れた。そして打って変わって猛暑となり、「梅雨が明けたと思われる」宣言。

日本の梅雨が日本の米を育てる。田植えの後の長雨はまさに慈雨。一番雨が必要な時に雨が降らなければどうなるか。

いやいや、天は日本の田んぼを見捨てない。

ほら、なじみのない言葉ですが、「戻り梅雨」だそうです。

ABOUT ME
ジャック
「体は食べるものでできている」ことを実感したのが、ガン宣告をうけたときでした。術後は海外の情報も集めてひたすら食養生。20年以上前のことになります。2011年からは、地元九州の食材を求めて、道の駅・直売所通いの日々です。
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